バンドマン飲み会が苦手だった

こんにちは。本間です。

普通のブログ書くの久しぶりだからなんだかぎこちない。

僕も気づいたらそこそこおっさんになってきてしまって、10代、20代前半の人たちからおっさん扱いされ始めた頃、、、、いつだったかな、30歳になった頃かな、それぐらいの頃は結構落ち込んだ。今でもあんまり嬉しくないんだけど。こないだ椋本と話してて「僕は大人になったつもりはない」と何気なく言ったら「それはわかる」と言われた。つまりそういうことだ。

あれだよ”30歳”って字面が重いわ。勘弁してくれ。いっそ500歳になりたい。
でも31歳になった時、友達がサーティーワンアイスクリームのホールケーキ買って祝ってくれた。あれは嬉しかった。
まぁそれでもアラサーの範疇なんだけど。人生の先輩によるとどこかのタイミングでどうでもよくなってくるらしい。
それはいつなんだ、その悟りを求めて今日も生きている。

社長とかプロデューサーとかそういう肩書きだとなんかしっかりしたこと書かなきゃいけない感ヤサイマシマシニンニクなので今日はあくまで一個人として書くことにする。口調もラフだ、許して欲しい。あと推敲をしないから誤字も許して欲しい。

という訳で僕は大人になったつもりなんて全くないんだけど敢えて”大人になってよかったこと”を考えてみる。なんか矛盾しているけどまぁいい。

学生の頃よりはお金が使えるようになったこととか、打ち合わせ行っても年齢で舐められにくくなったこととか色々ある中で、お酒が好きになったというのは自分の人生の中でそこそこ意味があることのように思える。一人で飲むのも楽しくて、一人で居酒屋入ったり家でダラダラ飲んだり全然平気でするようになった。人って変わるのね、とても考えられない。

もちろん人と飲むのも楽しくて、その人の人間性に触れられるから特にサシ飲みが好き。あと、そんなに頻繁にじゃないんだけど最近は月1ぐらいでアイドルP飲み会をやってる。これはサシではないことも多々ある。

アイドルPや関係者同士の飲み会ってどういうの想像する?イケイケウェーイな感じ?いや、それはないか。僕がよく飲む仲間たちとは延々と音楽の話をしたり、お互いのグループのこだわりや考えを話してる。あとお互いがお互いのグループのことを好き。でもきっとみんな自分のグループが一番だと思ってる。これが本当に楽しい。

僕がtipのメンバーぐらいの歳の頃は自分でライブイベント主催したり、バンドのスタッフやったりしてて、その中で打ち上げも当然あったりした。
今はお酒好きだからもうちょっと楽しめるのかもしれないけど、打ち上げの場ではゲスでどうでもいい話が多かったり、無理して競って飲んだり、それはそれで人によってはとても楽しいんだと理解もできつつ、僕はなんだか辛かった。

でも一番嫌だったのは”気合いと根性だけで理想を語る”ノリだった。まだ手元になにもないからどうしてもそうなっちゃうんだと思う。就活面接で「あなたは弊社にどう貢献してくれますか?」って言われても適当に取り繕ったことしか言えないのと同じ。それが若さと言ってしまえばそれまでなんだけどさ。

ただ僕はそれがあんまり格好いいことだとは思えなかった。思えてた方が幾分か生きやすかったとは思うよ。くだらない話をするのは全然良いけど自分が本気でプロとしてやっていこうってモノに対してそんなノリだけで語るなよって思っちゃって。。はぁ、、本当に僕はつまらない奴だな。そこはもうノリでうぇーい!ひゃはー!酒うめぇー!やってやるぜー!!ってなっとけよ。なんか色々考える奴は格好悪いみたいな風潮もあった気がするんだよね、そんなのロックじゃないみたいな。

んで、今のアイドルP飲み会は全然そんな感じがなくって、組織存続のためにお金稼がなきゃいけない、メンバーたちを大きなところに連れて行かなきゃいけない、自分たちの良さをお客さんにわかるように伝えないといけないみたいなものにリアルに直面した状態でどうするべきかを地に足をつけて語り合ってる。自分だけの問題じゃなくて仲間の大事な時間や気持ちを預かってるから必死なんだよね。。だからこそ仮に自分たちの主義主張と異なるやり方をしている人たちがいても、結果を出していれば純粋にリスペクトする気持ちもある。一方でグループを成立させることだけじゃなく、自分たちのこだわりやマニアックな表現を諦めていない。それが素晴らしい、大好き。

tipの”一見王道で実はマニアック”というクリエイティブ面でのテーマは、”万人に届けること”と”マニアックな作り込みをすること”という本来は排反的な方向性を両立させるという難しいものです。(宇多田ヒカルとか椎名林檎とかサカナクションとか凄いって思う)

少なくともP飲み会にいるPさん達は”わかる人にだけわかればいい”じゃなくて”大衆性とこだわりの両立”が可能であると信じて戦っている訳で、それを前提にそれぞれが今まで培ってきた技術やセンス、人脈なんかを駆使して、自分が信じるアウトプットを出していっている。こんなに面白い場所はなかなかないんじゃないかなと思う。

もしかしたら子供の頃ミニ四駆をカスタマイズして見せ合いっこしてたのとそんなに変わんないかもしれない。僕はレブチューンモーター派だった。こんなの永遠にやってたいな。やっぱり僕は大人になったつもりはない。

大人になるっていうのは”手元に材料がある”、”視野が広くなる”というだけで必ずしも中の人が”大人”という謎の生物になる訳ではない。大人なんていう生き物は幻想だ。

なにもなく突っ走る若さもよかったけど、自分が培ってきた材料を駆使して自分なりの答えを導き出す楽しさも悪くないね。

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