tipToe.楽曲解説Vol.6 – 僕たちは息をする

<概要>
・タイトル
僕たちは息をする

・ヨミ
ボクタチハイキヲスル

・楽曲番号
04

・作詞
都塚寧々

・作曲
鈴木貴之

・編曲
鈴木貴之

・振付
花咲なつみ

・制作時期
2年生1学期編前半「magic hour」(移行期)

<コンセプト>
この曲のコンセプトは「butter butter」の一言に尽きる。butter butter(バターバター)というのは本間が以前ディレクターをやっていたバンドで偶然にもtipToe.と入れ替わりで解散している。作曲の鈴木さんはbutter butterの作詞作曲者でありギターボーカルだった人物。butter butterは本間が学生時代に楽曲に惚れ込んで趣味で手伝いをさせてもらっていた頃から数えるなら10年以上一緒にやってきた仲間である。現在tipToe.でギターを弾いたりレコーディングをしてくれている平田君も元はbutter butterのギタリスト。

tipToe.目線で言うならばbutter butterは事務所の先輩にあたる。本間はbutter butterの活動の中で色々培ってきたものがあり、今のtipToe.にもそれが活かされているのでtipToe.を形成する要素の一つとしてbutter butterは今でも生きている。そんな先輩から託された曲が「僕たちは息をする」ということになる。

本当は1年生1学期編「firstLetter.」の頃に完成していたが長らく封印していた。当時は結成したばかりでまだ可愛らしいポップス曲を中心にパフォーマンスしていた時期だったのでこの曲がいきなり入ることでなんだかよくわからないグループになるのではという懸念があったことや、当時のメンバーの力量ではまだこの曲を表現しきるのは難しいのではと考えたからである。発表されたのは完成から10ヶ月後の1周年ワンマン。

<楽曲>
2年生1学期編終了現在のtipToe.の中でもっとも攻撃的でギターサウンド感が強い曲。といいつつも学校のチャイムを模したピアノリフが入っていてその辺がなんともノスタルジーな雰囲気を醸し出している。

この曲のギターフレーズは鈴木さんのデモを参考にbutter butterのギタリストでもある平田君が考えていて、「鈴木さんが作ったデモに本間が意見を言い、バターの他のメンバーがアレンジを詰めていく」という作り方は当時のバターそのもので非常に懐かしい感じがした。平田君がギターアレンジを何パターンか考えてきてくれて「このパターンがいい」と伝えたところ「本間の好きそうなギター入れた」と言われて流石すぎだと思った。実は結構な本数ギターを重ねている。

当然ギターベースドラム全て生楽器によるレコーディング。レコーディングはギター”butter butter”平田君、ベース”それでも世界が続くなら”しょうご君、ドラム”3markets[ ]”masaton.という下北沢ギターロック界隈バンドマンで行なった為、”いつもの”感があってとても生き生きとしたトラックになった。

<歌詞>
寧々のブログの言葉遣いや表現が美しく魅力的だったので挑戦の意味も込めて作詞未経験の寧々に作詞を依頼した。寧々に作詞の話を持っていった時にまず曲を聞いてもらったら「綺麗なメロディ…私がほんとに書いていいんですか?」って言ってたのが印象に残ってる。まさか期限通りに一発であの歌詞を仕上げてくるとは思わなかった。メロディの関係で微妙な直しはあれどほとんど直しなし。運営の中でも「これ本当に寧々ちゃんが書いたんですか?」と何人にも確認された。非常に鋭い歌詞でメンバーである寧々が書くことにも大きな意味があると思う。

詞の内容については完全に自由にやってもらった。普通アイドルメンバーが歌詞を書くとしたらもっと「いつもありがとう」とか「みんなでいこう」とか「ドキドキしてるよ」とかそういう感じ(うまく伝わるかわからない)になると思うのだが、この歌詞にはアイドルらしさが一切なく、ただ一人の等身大な女子高生が描かれているだけだった。本当に素晴らしい。

<雑記>
非常に攻撃的で爆発力のある楽曲なので1周年ワンマンで披露してからすぐに人気曲の一つになった。ただ盛り上がり方が今までになかったものだった為、グループの雰囲気がそちらに引きずられないかとお披露目してからしばらくはやるのが少し怖かった。メンバーが成長して曲ごとの表現にメリハリがしっかりでるようになった今となっては非常に頼もしい曲。

この曲でお客さんが嬉しそうに盛り上がってくれているのを見ると本間と平田君はよく泣きそうになる。

振り付けはつみが担当。2作目。実はこの曲、作詞、作曲、振付の3要素のうち2つはメンバー自らやっている。そういうのとてもいいと思う。

歌も難しくダンスも早いので体力の消耗が激しくメンバーはとても疲れる。

ライブだと日によっては2Aでまなか中心にハンドクラップでフロアを煽るのだがそれが凄く好き。(まなかが自分で始めた)
ライブってのはそうでなくちゃね。

2nd ONEMANのバンドセットライブではつみがギターボーカルを担当した。(他のみんなは5人バージョンの振り付けで歌って踊った)

 

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