「HEADPHONE CONNECTION2015」開催の経緯

HCメインビジュアル

「HEADPHONE CONNECTION」主催をする音楽レーベル6jomaProjectの代表、本間です。
いよいよ開催まで2週間を切りました。ここで遅ればせながら、このイベントの開催に至った経緯をご説明させて頂きたいと思います。

 

このイベントはアートの街下北沢を舞台に、音楽、映画、写真、イラストなど、様々なアートの壁を打ち破る為に開催する多会場往来自由のライブサーキットイベントです。普段からよく音楽ライブに行かれる方以外は聞き慣れないかもしれませんので「ライブサーキット」についてご説明させて頂きます。ライブサーキットというのは、「複数のライブハウスで同時進行で進むライブから、自分の観たいモノを選んで自由に会場を行き来しながら観ていくイベント」です。よく、「フェス」といわれる類のものです。

 

このようなライブサーキットは春になると全国各地で毎週の様に開催されており、このイベントもその1つと言えます。ただ、「HEADPHONE CONNECTION」はライブサーキットを開催したくて開催している訳ではなく、このイベントで伝えたいことを伝えるにはこのやり方が最適だったのです。

 

10年程前、高校生だった僕は特にこれといった夢もなく楽しいこともなく、大人になったら何になるのか全く想像が付かないような、そんな日々を送っていました。そんな時、なんとなくで夜中見ていたインターネットであったか、ラジオのDJの紹介であったか、そのような場所でたまたま下北ギターロックと呼ばれる音楽を聴きました。それは必死にギターを掻き鳴らし、決して音楽チャートのトップが歌わないような、誰にも言えないような秘密の感情を歌う、本当に格好良いもので、僕はすぐにその魅力に取り憑かれました。

 

この音楽は下北沢という今まで行ったことがない街の小さなライブハウスでよく演奏されていると知り、大好きなバンドのライブのチケットをなんとか手に入れて一人でバンドに会いに行きました。その時の感動は忘れられません。それから僕はライブを観る為に下北沢に頻繁に通うようになり、その一方であの時の感動を今の10代にも繋いでいこうと6jomaProjectという音楽レーベルを立ち上げました。

 

ある時、ちょっとしたご縁で6jomaProjectで太田信吾監督の「わたしたちに許された特別な時間の終わり」という映画に関連して映画の主人公の一人である増田壮太のCDをリリースすることになり、そこで初めて、1本の映画が完成してから公開されるまでの内側を知りました。

 

そこで気づいたのは「音楽も映画も同じだった」ということでした。もちろん表向き、作業的に異なる部分は多数ありましたが、それでも中で動いている人々が作品に賭ける想いや苦労、そして伝えたい言葉は同じでした。ただ表現方法が違うだけです。それをきっかけに、「自分は音楽だけしか興味がない」「映画は観るけど音楽はよくわからない」ということの勿体無さについて考えるようになりました。

 

下北沢は音楽の街であると同時に演劇の街でありその他多くの表現が集まる、日本屈指のアートの街です。にも関わらず、下北沢に頻繁に通う中で演劇や映画の存在を感じつつも、触れるきっかけが掴めないという理由から音楽以外のアートを敬遠していた自分自身にこの勿体無さを考える過程で気づきました。
この”きっかけ”を作るにはどうしたらよいか、そう考えて行き着いたのがライブサーキットでした。「音楽も映画も演劇も写真もイラストも全部一緒観て周れるライブサーキットがあれば、目当てのついでに新しいジャンルの作品にも触れることができるじゃないか!」という発想です。ここから、「音楽を中心に他のジャンルのアートを繋いでいく」という意味を込めて「HEADPHONE CONNECTION」と名づけたサーキットイベントを開催することにしました。

 

この話をしたところ、最近では「百円の恋」や「ワンダフルワールドエンド」、「おんなのこきらい」「世界の終わりのいずこねこ」に関わり、音楽×映画の映画祭「MOOSIC LAB」を毎年開催されている映画会社「SPOTTED PRODUCTIONS」さんと日本最大の音楽ソフト販売店「TOWER RECORDS」さんが力を貸して下さることになり、それぞれの良さを活かしたライブサーキットを作っていくことになりました。
SPOTTEDは「MOOSIC LAB」と連携してライブハウスで映画と絡めたアーティストのライブステージを、タワレコは渋谷店のバイヤーさんが推薦するこれから熱い音楽アーティストたちのライブステージを、そして6jomaは所属アーティストを中心に多くの方に届けたい現在の最前線で戦う音楽アーティストたちと、写真家・イラストレーターの展示を作りました。

 

僕たちがこんな挑戦をしていることを、多くの人に知ってもらいたいです。そしてもし時間があれば体験して欲しいです。そしてそして、願わくば自分の知らなかった世界の作品にも触れて欲しいです。楽しいことも熱いことも沢山あるんです!

いろんなものに触れて欲しいから、今回は下北沢のロックバンドたちはもちろん、映画もアイドルもラッパーもでてきます!とにかく楽しんで欲しい!待ってます!!!
タイムテーブルは5/5発表です!お楽しみに!

コメントを残す