バンド界隈のメールに返信しなくてもいいという風潮への違和感について

まず最初に、たった今何があったという訳ではないので悪しからずと書いておきます。

その前提で読んでほしいのですが、バンド界隈のメールに返事しないのが当たり前的な風潮ってなんなんでしょうね。

バンドマンや裏方経験者以外はなんのこっちゃと思われるかもしれませんが、そういうのがあるんです。

例えば外部からイベントへの出演オファーが届いたり提案があって連絡が来たりする時に、バンド側が全く返事をしないことがバンド界隈では結構あるんです。

友達同士でどうでも良い話をしていて途中でメール(LINE)が途絶えるだとか、そういうのは別にいいじゃないですか。

でも、仮にもプロないしプロを目指しているっていうことは仕事として音楽をやっている(またはやるつもりである)ってことなので、それならメールへの返事はあくまで業務の一環としてこなすべき範疇にあると僕は思ってしまうんです。

と言いますか、世間一般にある普通の仕事に置き換えるなら至極当たり前のことです。そういったところの対応をしっかりやらないと最悪業界内に悪い評判が拡がってしまいます。

しかし、それがなぜかバンド界隈ではメールの返事をしないという選択肢が当然のように存在し、返事をもらえなかった側もそれを受け入れる文化があるんです。今年少しだけ覗かせてもらった映画の世界も同じような雰囲気はあり、もしかすると音楽に関わらず芸能全般であることなのかもしれません。

この風潮に僕は凄く違和感があって、良いか悪いかは別として変な風潮だなーと思ってます。ちょっと違いますが「ずっと真面目に生きてきた人よりも昔悪い事してたけど今は更生してまともになった人の方が評価される」みたいに「連絡すらまともにできなくても曲が格好いいならいい」的なところからきてるのでしょうか。僕は「連絡もしっかりできてしかも曲が格好良い」方が格好いいと思うのですがどうでしょう笑

あくまで一個人の意見として、「返事するコスト」と「返事をしないで相手にマイナスイメージを与えるリスク」を機械的に天秤にかけた時に、大して時間かからないのなら返事する方を選択するのが賢いんじゃないかなとどうしても思ってしまいます。僕は過去に他の業種の仕事もやったことがあるので余計にそう思うのかもしれませんが。

返事がNOである理由を考えるのが面倒だという意見も聞いたことがありますが、提案した側は理由が知りたいんじゃなくて、YESなのかNOなのかが知りたいだけなので理由なんてなんだっていいんです。それが真実かどうかなんて判断できませんからね。

以前音楽関係者内の雑談の中でこの話が挙がった時に「そういうことされたら『このバンドはそういうバンドなんだなー』と思って二度と連絡しない」と言っていた方がいらして、そう思われても仕方ないよねと納得してました。

ちなみに、僕は慣れたとはいえ自分が無視されると良い気分にはならないので、YESでもNOでもできるだけ早くお返事するようにしてます。結論がその時点で出なくても「検討しますので少々お待ちいただけますか?」と第一報を投げるなど自分なりに工夫しているつもりです。

 

今回の記事は「メールは返事しようね!」と結論付けるために書いた訳ではなく、こういう不思議なルールがあるんだよということを雑談的に書いただけなので、返信促進運動的な活動を起こす気はさらさらありません。

ただ、これから音楽業界を志す皆様、こういう風潮が音楽業界にはあるので心折れないようにくれぐれもお気をつけください。

 

・追記(2014/11/13 22:30)

改めてこの記事を自分で読み返して、苦い思いをしたので1つだけ。

メールもしっかり返して、人柄もよくて、社会性が凄くあるのに曲がイマイチピンと来ないんだよな、、、っていう時が一番辛いです。僕は、音自体を見ずにいい人だからや友達だからで音楽を選ぶようになったら僕らの仕事はおしまいだと思うから、そこは心を鬼にしないといけないところです。

B’zの松本さんは稲葉さんに会う前に稲葉さんが歌ったデモテープを聞いて一緒にやろうと声を掛けたそうです。松本さんは稲葉さんと初めて会うまで「後は『いい人』であってくれ」と願っていたんだとか。凄く気持ちわかります。音楽の良さと人柄って別物です。

願わくば音楽も良くて人柄も良い人たちと一緒に頑張っていきたいものです。

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